「正しい音」を探す?カード選びは?[はじめての即興作曲89]

どうしても、学校の勉強じゃないですけれど、

正しい・間違っているの2つしか、答えがないように考えがち。


早く「正解を求める解き方」を教えてくれたら、

それでいい


という問題ばかりではない、ということを学ぶのに、

音楽は良いと思います。


作曲するときの、音選びは、正解を求めていると、

正解って何?


このカードでさっきょくできちゃったは、

色々な方法で、探し方を提示してくださっています。


偶然、選んだ!

適当に並べて!

あってるかどうかもわからない!


という経験をたくさんします。


ちょうど良いという感覚は、

両極端を体験していて、わかるのではと。


お料理でも、塩加減・・・いい塩梅(あんばい)・ほどよい、バランスの取れたなど

塩辛いもの、塩気のないもの、両方知っていると、加減が徐々にわかると思います。


またちょうど良いという加減は、時代によっても、人によっても変わっていくもので、

正解はない。



先日の春畑セロリ先生の新刊セミナーのお話。

カードは、たくさん用意されています。

小学低学年、または幼稚園児など、多くのカードから、1枚を選ぶのは、大変です。

セロリ先生が、枚数を少なくしたら良いのでは、とアドバイスをいただきました。


「選ぶ」という行為は、とても大切ですね。

能動的な活動で、言われた通りに考えずにするのとは違い、

積み重なったら、すごい差になると思います。



今朝テレビで、男性保育士「てぃ先生」が出演されていて、

片付けや、着替えの方法など見ました。


その番組で、洋服の着替える際、服の説明をしていました。

こちらの服は、何色で、どういう模様がついている。もう一つは・・・と。

どちらにする?


カードも、一つずつ、どのようなカードか、特徴を言える子ども、特徴を言えない子どもに分けて考えて、


リズム・音程・メロディなどの特徴を説明してあげたり、言ってもらったりして選ぶのも、良い方法かと思いました。


もし、それでも決められなかったら、トランプみたいに、裏を向けてひいてもらう。


また2枚のカードのうち、嫌い・弾きたくないカードはどれか、教えてもらう。


そして、まだそれでも成長過程で判断基準がない場合、

このカードだと、どんな感じ?

こういう明るくリズミカルな感じになるね、っと弾いてあげて、

2つを比較できるようなカードを用意しておく。

似たようなものではなく、極端なカードが比べやすい。


音の数が多い少ない、音と音との間が飛んでいる・飛んでいない、

長い音があるない、同じものが並んでいる並んでいない・・・など。


色々なパターンを経験して、好き・嫌いと思えるものを増やしてあげる。


などなど、思いついたものを書いてみました。

「わからな〜い!」といって、答えを出さない、出せない現象がありますが、

自分の気持ちを観る経験に、ピッタリのカードさっきょくゲーム!



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