音程のおもしろさ[はじめての即興作曲41]
去年、初めてYouTubeに「曲を盛り上げるクライマックスって、どう作るの?」という動画を作りました。
モーツァルトのアイネクライネナハトムジークを例に。
次に、非和声音をテーマにしようと、掘り下げて行ったら
なんと、数学・科学・物理学・・・?
沼にハマったかのような状況になり、揃えた書籍が10冊くらいに・・・。
中途半端に終わってしまっています。
その中の1冊で、とても興味深く楽しく読ませていただいている本が、
フランソワ・ディボワ著 講談社リンク
音源で聴ける特設ページ 特設ページ紹介
昔、学校か、先生か、テレビか、ラジオか・・で聞いたような記憶のある話も出てきます。
フランスの方というのが、また違った角度から伺えて、その点も楽しいです。
その中に、なぜ、縦の響きが誕生したか、書かれてありました。
昔の楽器は、調律も難しく、合わせても、すぐに狂ってしまいますし、
それぞれの楽器がそうですから、合奏となると、縦で音程を合わすなどということは、
並大抵では行えなかった。
そこで、メロディーラインによる音楽になっていた。
ところが、偶然、縦の響きで、美しいハーモニーが生み出されることがあった。
どの音を組み合わせると綺麗に響くのか、理論的に整理したのが、
ジャン・フィリップ・ラモー「和音の父」と書かれています。
1722年に「和声論」が出版
現代に生まれて、そんなに調律も気にせず、音程を楽しめるのは、幸せですね。
結構ピアノといえど、調律は、気になります。
なんでもパーフェクトというものは、ないという感じですね。
一般的に、音楽を習った方なら、「不協和音」「協和音」というのは、
感覚的に美しく聞こえる、変に聞こえる、気持ち悪く聞こえる?
事典では、音程とは 言葉で、このように説明されています。
理解しようとすると、頭痛がしてきそうですので、
すみません。あっているかどうかわからないのですが・・・
倍音といった弦が共鳴する自然な響き(音程)、
そして振動数が協和するか、しないかの2音間の対数値が、
割り切れるような美しさ(?)この辺が怪しいですね(笑)
もし、とても上手に説明していただけるようでしたら、
教えてくださいね。
私は、感覚派で、理論がとても苦手です。
前置きが、長くなってしまったのですが、
今回の完全5度。
とても空虚でいて、完成されているような、不思議な音程ですね。
長三和音か、短三和音か、わからない。
印象派の作曲家も、バロック以前からも、多く使われていた響きですね。
イメージが膨らむ大好きな響きです。
フォレスト先生のCreat First2よりアイデアを頂戴いたしました。
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