中学で学んだ和声学[はじめての即興作曲37]

今日(2021年11月27日)毎週届くリーラムジカ 代表 藤 拓弘先生のメルマガに、

菊地裕介先生とのお話が載せられていました。


私が作曲を習い始めたのは、1967年ごろのお話です。

1970年、大阪万博が高校1年生。その3年ほど前のお話。


13歳の女の子に、作曲の先生が、課題として渡された本が、

下総 そう一先生の分厚い辞書のような「和声学」の本でした。


大学で、使うんでしょうか?最初に習ったのは京都の大学の作曲の先生でした。

(次に習った先生からは、高校から使い始めた芸大和声の赤・黄・緑の本。

この方が、断然やさしく書かれていました。汗)


「読んで問題を解いてきなさい。」と言われて、渡されたのです・・・


ウキウキしながら、大人になった気分で、帰ったのを覚えています。(笑)


家に帰ってから、読んでも、ちんぷんかんぷん。

適当に、ソプラノ課題とバス課題に、好きな、しかも綺麗な音を書いて、

翌週持っていきました。


結果は、きちんと読んだの?と、叱られて・・・最悪の状況。


この和声学の本に入るまで、入門書として渡され、書いて行った本は、

バイエルとともに たのしいこどものけんばんわせい

村川千秋著 中田喜直 監修

こちらは、とてもわかりやすくて、あっという間に最後まで終えることができました。

普段弾いているピアノと変わらなかったので、伴奏をつけたり、メロディーを変奏したりという感じで。


私が、大学を卒業後、子供たちにも、和声について教えてあげられたらと、

見つけた本は、2冊。


そして、作曲の課題が載っているアメリカの教本、アルフレッド・ピアノ教本


私の宝物です。30数年前に購入したものばかりです。

これらは、子供向けの書籍になります。

それも小学生向ですね。


全て、廃番になっていて、今、探すのは大変かと。

(もし、お持ちの先生がいらしたら、譲ってください!!)


内容が難しいから売れなくなった?


とても残念に思っています。


私は、中学生の、作曲を習ったとき、和声学と自由曲の2つが宿題でした。

曲って、どのようなものがあるのか、どのような形式があるのか興味があったので、

ヤマハに行って「楽式論」という、これまた大学で使う本だと思いますが、

それを買ってきて読み、ピアノ発表会の時に、その形式を使って作品発表しました。

組曲と題して、色々な舞曲の特徴を使って、3曲 自演自作で披露しました。

中学時代は、自由で楽しかったですね。

今だったら、パソコンで検索して、YouTubeで観て、作ったと思います。笑


高校からは、受験体制になり、決められた課題の曲を仕上げるのに、

ソナタや対位法やで、頭がカチカチになりました。


まだ大阪にFM放送がない時代のお話です。(汗)

1969年(昭和44年)3月 大阪局 FM本放送を開始


この年に、父が私のために、FM付きのラジオを購入して、

録音できるように、ソニーのデッキ式の録音テープレコーダーを用意してくれたのです。

こんなのです。きっと放送局で使うような感じしか、思われないと思うので、フリー素材からお借りしました。

その頃から、一人でラジオとレコーダーを接続したりと、色々機械と遊んでいました。

テープが高いので、何本も買ってもらえませんでしたが、

本当に多くの曲を録音し、再生し、今も、頭の中で、保存されています😊

オーケストラの曲が、ほとんどで、ピアノ曲は、あまりない。


話が飛んでしまいましたが、

小学生・中学生向けの音楽の専門書が、売れないのか、

子供の数が減って、出版されないのか・・・


あまりに簡易なテキストしかなく、とても寂しい思いでいます。


孫は、恐竜が好きで、その図鑑などは、ネットと繋がっていたり、

図鑑を見ながら、動画でも動いている様子がわかったりで、

感動しています。

地球儀も、そうです。


タッチすると、ネットと繋がって、最新の情報を得られる。驚きです。


またまた話が飛んでしまいましたが、

深く知りたいと思ったら、小学生でも、結構難しい内容まで突っ込んで知ることができるものもあれば、そうでない書籍もある。


音楽の方でも、もっと専門性のあるものが出ているのでしょうか?

即興や作曲に関して、小学生・中学生向き


グレード試験とか、課題問題でない、


本当に、専門書といったものです。

今日は、メルマガのお話から、色々書かせていただきました。


むかし むかし のお話です。




即興作曲スタジオ インプロビゼーション 音楽教室

ピアノの先生が 子供たちのためのピアノレッスンで行える 即興!作曲!インプロビゼーションを楽しむためのアイデアをご紹介しています。 ForrestKinny先生のCreatFirst即興演奏のプログラムやアイテムのご紹介 LINE公式アカウントには、ワークショップのご案内やグループ活動内容などを書いています。 ご一緒に、即興作曲の楽しい世界に遊びにいらしてください❣️