音程遊び[はじめての即興作曲26]
即興をするために、とても大切なこと。
それは音程を取れるかどうか・・・
『音が取れる?』とかいう言葉を使うことがありますが、
絶対音感でいう「何の音かわかる」というよりも、
最初の音から次の音への幅、
音程がわかっているかどうかということが問題です。
相対音感とも言いますが、
相対音感の音程について、しっかり学ばれることをお勧めします。
また横の音程と同時に、縦の音程。
和音になった場合。メジャーコード、マイナーコード、セブンス・・・などなど
和音の種類などの聴取も。
こういったことが、即興には、とても大切ですね。
これを、遊んで学ぼうと思います。
ただ、時期があって、絶対音感訓練中にはそれなりの方法があります。
間違った方法をすると、絶対音感の練習に問題が出てきます。
8歳以上、または相対音感訓練中とは違った方法で、
音程を意識した歌やゲームなどをして身につけます。
この違いを理解していただけるでしょうか。
絶対音感の訓練後、または自然と絶対音感が数音ついた子供が、
次に、この相対音感の練習を始めると、
指導者は本当に、相対音感として聴いているのか、確認は・・・?!
見えません。
絶対的な聞き方の方が、楽で、優先されてしまうので、
「強制的に新しい聴き方を自分の中で開発する」
チャンネルを変える、くらいの考えで行わないと、
最初は、辛く感じることがあるかもしれません。
二カ国語を学ぶような感じですね。
音が聞こえると、鍵盤が見えてくる→3つ飛んでいるから、★度・・・なんて
考えてしまったりしますから。そうじゃない聴き方です。
なので、即、★度と回答しても、信じてはいけません(笑)
違う方法で、確認して、新しい聞き取り方を身につける。
大人の方も、とても大切です。
以前、【絶対音程感】という書籍を知って読んでみました。
的確なネーミングですね。
自分の中に、絶対的な音程の感覚を身につける。
これがあれば、現代近代曲も、調性のない曲でも耳コピできます。
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