年齢を考えたプログラム[はじめての即興作曲2]
娘は、一人でしたが、孫が3人。女の子一人に、男の子が二人。
娘の成長とともに、幼稚園のお友達と一緒に、リトミックやピアノのサークル・クラブ活動をしてきました。その後、30年経って、孫のお友達とも、サークル活動で楽しませていただきました。
同年齢でも、本当にみんな個性的です。
ここでは、一般的に言われていて、しかも大きな発育につれての進め方として考えていこうと思います。
スタート 探究心を広げて、自然に触れて、感性を豊かにしてあげる大切な時期
1 規則正しいリズムや拍感覚、高低・強弱・遅速の変化などを体験
2 パターンリズムやメロディー、フレーズ感にふれる
3 2小節4小節8小節といった形式、また中間部分との違いを感じ、変化をつけられる
4 左手・伴奏・2声といったラインが理解できる
5 演奏技術とともに、表現力が広がるように
大まかな流れを書き出しました。
スタートの地点は、いつもいつもどの年齢になっても、育ててあげたいものです。
機能和声といったものが主流となる音楽。クラシック音楽がピアノの世界。
という時代で育ってきますと、その機能を学ばなければ理解できないと思いがちですが、
そういった複雑な機能を通り過ぎると、
大学入試まで、和声学という辞典のような書物と、にらめっこしてきたのですが、
18歳、入学と同時に、先生からも、周りからも、一切、機能和声を使うとかいう話は消え去り、
独自の世界を作るという次元に変わり・・・
とても理論的で優秀な友人は、行き先を見つけるのに、困惑していたものです。
幼児期から、機能的な世界と、自由な世界、両方の感性を伸ばしてあげることの大切さを知りました。
それは、全く機能和声が習得できていなくても、美しい音楽表現は、可能です。
返って、中途半端に「禁則」がといって、子どもたちを指導することは、
狭い世界に誘い込んで、自由な発想を潰してしまうことになりかねないです。
個性的な生き方は、日本では受け入れにくいですが、そういうことも余計にあって、
音楽で、個性を発揮して楽しく歩んで欲しいと望んでいます。
毎週ワークショップを開いています。
https://peraichi.com/landing_pages/view/soundpochette
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