1部形式のいろいろ[はじめての即興作曲49]
即興では、モティーフ(動機)を提案されたり、自分から探したりします。
最小限の単位、動機は、また別の機会にご紹介し、
今回は、提案された動機を使って、作曲を試みました。
自由な即興演奏と一緒に、同じ動機を使って、曲作りをするとき、
シンプルな形式に当てはめて、作ることにしました。
小楽節(4小節)を2つ並べて、大楽節(8小節)が1部形式です。
中には、3小節✖️2といったものもあったり、他にも例外はたくさんあります。
ピアノを習ってすぐに教本に並んでいる曲には、1部形式の曲が多いので、
その中から、選んで、分析してみました。
この絵の中に、ヒントが!
メリーさんの羊・カエルの歌・ハッピーバースディのうた
それぞれabcdに置き換えて、小楽節を調べてみると、
違いますね。
日本の曲も並べて12曲、違ったスタイルの曲を並べ、
ワークショップで分析していただきました。
中でも輪唱でよく歌われる「アーユースリーピング」
これを模倣して、一人ずつ作曲していただき、みんなでカノン演奏を!
以前、リトミックでしていたことですが、
先生と1小節遅れて、リズムカノン
これを今回は、メロディーカノンの練習に。
1部形式で、こんなに遊べるのかと思うほど、
たくさんのスタイルabcdで変奏・作曲しました。
よくみなさんがレッスンでなさるのは、
AA' とABのクエスチョンアンサー方式。
これで、聴奏もできますし、即興も楽しめますね。
1小節だけ空けて、半終止と完全終止を続けて、即興する。
意外とこれが難しいのです。何か変?!っと考え込んでしまいます。
それも大事。
【ワークショップを受けられたピアノの先生のお話】
子供の曲で学べ実際に回答していったことが良かった。
形式を学ぶ機会がなかったので、今回一から学べてほんとに有難いです。続けて学びたいです。
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レッスンでも、すぐに使っていただける内容のワークショップです。
次回は、小3部形式です。
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