機能和声のない音階を使って[はじめての即興作曲7]



はじめに「自由な即興」と、「条件を作った中での即興」の

2種類することが大切だとお話しさせていただきましたが、


今回は、機能和声を使う前の、「自由な音選びのできる音階を使って」、

即興遊びをしたいと思います。


5音音階 ペンタトニックを使います。

黒鍵だけの数は、5つ。


スタートする音、終わる時の音、など自由です。

(時代によって様々な解釈があります。今回はこの条件で)


指5本を使ってもいいですし、または、1本指でも、

また指が弱い場合は、2本・3本くっつけて音を鳴らしたりします。


①イメージを決め、タイトルをつけて、それにあった伴奏(先生側・初級)を作ってみましょう。


②8/6 ・3拍子の舟唄風や馬に乗った西部劇風や、ゆっくりテンポの子守唄、マーチ風に・・・と

これも幼児と一緒の時は、絵本の中のワンシーンを。


③先生が、まず歌ってあげたり、弾いてあげたりして、子どもは踊ったり、スカーフを揺らしたり、ステップしたり、楽器を鳴らしたりして、楽しみます。


このような経験がおありでなかったり、難しいと考えてしまって進めない先生は、ぜひ遊びにいらしてください。



次は、一般的ソルフェージュ的なプログラムになります。

④先生のマネをして、子どもたちが弾く番になります。


ここは、子どものレベルに合わせて、ワンフレーズを、または1音などで弾いてみます。


ただ、音を鳴らすのではなくて、イメージを持って、表現するところは、一番最初と同じです。

そのイメージにあった奏法 レガートだったり、スタッカートだったり表現を楽しめます。


このモティーフが、将来までも活きてきますから、数多く、豊富な経験が、

豊かな演奏力・読解力につながると考えています。

ぜひ、みんなで楽しみたいですね。

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