幼児のための教本探し 2022年1月
約35年前から集めたものの紹介です。
幼児期に、子どものためのリトミックを、ピアノを始める前に
音楽を楽しむ機会として、行っていました。
子育て支援の会で、1歳〜2歳まで、園児3歳〜5歳までの2クラスで
使用していた教材をご紹介します。
詳しい内容は、ホームページ・YouTubeなどで、ご覧いただき、
こちらでは、一覧とさせていただきます。
石丸ユリ著 わくわくわーく1 ユリ・リトミック教室
四季の歌が載せられていて、お母様方も、ご存知の歌が多く、
お子様と一緒に歌って楽しんでいただけることが、良いと思いました。
シールを貼ったり、色を塗ったり、お話をしたりと、
色々展開できますね。
遠藤 蓉子著 ちびっこピアノ①
江口寿子先生の絶対音感では、楽譜を見て、どれみでは、歌わないそうです。
このテキストは、ドの音で、いちごと歌ったり、レモンと、れで歌ったりできるのが
良い点です。ゆっくりのペースで、進められること、そして、レッスンを受けている、
楽譜を持って学べる楽しさがありますね。
ペース・メソッド 幼児用おんがくをはじめよう
「音楽をはじめよう」グリーンのテキストの前の幼児用のテキストです。
30数年前、初めて大阪で講習会があった時、作曲学科だった私にとって、
とても勉強になる教本でした。30年前に、幼児用・レベル1〜4、多くを受講させていただき、活用させていただいています。
ロバート・ペース先生と、大阪城の横のホテルでご一緒にお話を直接伺えたことは、とても光栄です。写真も残っています。その時、知り合った友人との勉強会は、とても有意義でした。
全調メソッドです、その覚え方が、先生方、お一人お一人違うので、本当に当時驚きました。
うちの生徒は、こうやって覚えている、うちでは、この方が早い・・・とか、さまざまな方法で
また子どもの性格・能力によって、覚え方が違うというのを発見しました。
こちらも30数年前、友人の紹介で、テキストを手にして、素敵な曲や、物語に音楽をつけるページは、子どもたちとも長年一緒に楽しみました。
ペープサートを作り、物語に音楽を作るということを、これを機会に、学年を超えて、グループでよく楽しみました。
江口寿子著 一音会
リズムワークブック
聴音ワークブック
ぴあのはかせ(♪白と黒の区別
♪2つと3つの数の区別
♪鍵盤の名前
♪左右の手の区別
♪1~5の数字の区別
♪指番号
♪音の名前
♪音階の順番
)
ぴあのだいすきかーどっこ (NEW ぴあのだいすきの絵のカードが入っています)
これらの本は、小さい時に、孫も楽しんだテキストにカード本です。
江口先生にも、30数年前、大阪から東京へ上京し、直接講習を受けさせていただきました。
まだワープロを使い始めた頃、お手紙で、質問をし、お返事をいただくという、今では考えられないアナログな方法で、交流させていただいていました。
譜読みに対して、当時、困っていたこと、そして音感に対しての疑問など、毎月送られてくる会報誌も手書きという懐かしさです。
こちらも、30数年前、岩崎光弘先生から、豊かな表現、基礎を大切にすることを学ばせていただきました。シンコペーションの動きは、いまだに忘れられず、当時足と手が、チグハグで・・・笑
シンコペーションの動きの美しさを知りました。ユーモアたっぷりで、しかし厳しい姿勢でいらした、真剣な教育を受けられて、本当に幸せです。
私は、4分音符が[たん]ではなく、[ター]と伸ばす意味を、そこで教えられました。
シンコペーションを、たたんた では、[8分音符ー4分音符ー8分音符] ピアノとしても、歌としても、本当の表現ができないと思ったからです。
江口先生のがんばれキャッツ・リズムワークブックなど、わんわん・もうもう・ちゅちゅちゅちゅと幼児向けの表現を経験し、導入期を過ぎたら、大切なリズムはこちらの方法を使わせていただいています。
六島礼子著 初めてのセット 絶版
どれみのゆびトレ(1)(2)絶版
初めてのセットでは、三角を黒鍵に合わせて、黒鍵2つ3つを赤と青で、見やすくするためのカードや指番号、音名・鍵盤図カードなど、入っています。小さな子どもたちには、いつも鍵盤に挟んで、使っていました。
石黒加須美著 「まいぴあの」シリーズ
まいぴあの ぷれ1・2は、とても楽しいですね。
黒鍵・白鍵でテキストが分かれていて、使いやすいです。
はってはがしてかいてけせる おんがくあそび2(シールつき)も!
こどものための【リズム・聴音・リトミック】 ミッキーといっしょ おとの絵本 (1) このおと なあに?
①から④ YAMAHA 絶版
こちらも子育て支援で、みんなでCDを聴きながら、楽しくできました。
ミッキーとあそぼう♪ たのしいリズムパーティー1・2 絶版
CDの音楽に合わせて、拍手をしたり、紙面のミッキーたちと手をあわせたり・・・。
拍感覚や、4拍子、3拍子のリズム感を身につけることができます。
ダンスのステップも書かれてあっったり、CDの演奏楽譜が載っています。
新しくなってから、ずっとこのテキストはお気に入りで、使っていました。
最初の数曲は、「ど」だけです。
1曲ずつ、全てイメージ・表現が違います。
本当に素晴らしいテキストですね。
私が幼児の時は、音符のドばかり、延々、ドドドドドドと弾いていました。笑
ブザー・ボタンのように・・・汗
CDもあって、1曲目のピアノ演奏・和声進行は、とても美しく大好きです。
このテキストを使って、私は、オリジナルで即興や作曲の基本、応用までできてしまう、とても素敵なテキストにしています。
幼児期は、リズムや音感、イメージをたっぷり遊んで、
音楽って、面白い!楽しい!をたっぷり経験してほしいと思っています。
グループのみなさんと、2時間ほど、ワークショップで、話し合いました。
半数の先生方が、絶版のテキストなど、ほとんどお持ちで驚きました。
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