登場人物と楽器について ピッコロ編[はじめての即興作曲47]



リボンの騎士のテーマ曲を調べてみます。

天使チンクという、小さくて軽いイメージに、使われている【ピッコロ】


参考リンク

https://www.yamaha.com/ja/musical_instrument_guide/flute/structure/structure002.html


全体のメロディーから、輪郭をくっきり出すために使われるようです。

低音域・中音域は、あまり使われない。

フルートよりさらに1オクターブ上の音域で演奏される。


そこで調べたのは、ピッコロ協奏曲です。

学生時代、先生から、一つの楽器に対して、協奏曲を1曲書くと、その楽器の特性を身に付けることができると聞いた記憶があります。

協奏曲には、「カデンツァ」(和声でいうカデンツとは別の意味)があり、演奏者が自由に即興して、実力を披露する場面が用意されています。
作曲者が作ったものもあれば、演奏家が自由に即興演奏することもあります。

時代が違うので、この曲にその場面があるかどうかわかりませんが、
聴かせどころはあると思います。
ヴィヴァルディ ピッコロ協奏曲ハ長調
https://youtu.be/y8VFe9oSJbM

ピッコロは、吹奏楽・マーチなどでも、とてもよく使われています。
際立って、澄んだ響きが届きます。

ビブラートをかけてという感じより、トリルや速いパッセージ(メロディー)、アルペジオなどが
心地よいです。

リボンの騎士でのメロディーは、[ソドレミレドソ]と鏡になっていて、

【ソドレミ】という、多くの曲で使われているフレーズ・モティーフが、
人物ともリンクして、展開していきます。

ミの音は、フラットがついたり、なかったりで、明暗を使い分けしています。


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